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第16回全国地方議員交流研修会in九州・熊本-3日目

◆今日(19日)、第16回全国地方議員交流研修会in九州・熊本の3日目は、フィールドワークで水俣市を訪問した。水俣市では、水俣病との闘いの歴史と現状、さらにエコタウン事業の中核事業であるガラスびんのリユースなどの取り組みを進める?田中商店水俣営業所を視察した。

◆水俣病は、昭和20年代後半から、貝類が死んだり魚が浮き上がるなどの現象が発生。1956(昭和31)年4月21日に幼児が、口がきけない、歩けない、食事もできないなどの症状で病院に受診し入院。その後の5月1日に同じような症状を訴えて患者3名が入院したことにより、病院長が保健所に届けたことから水俣病が初めて認知された。報告を受けた保健所としては、その原因を調査するものの原因の特定に時間を要したことから、水俣病の拡大に繋がったのである。

◆排液を垂れ流していた新日鉄窒素肥料株式会社水俣工場では、病気と重金属を含む排液との関係を否定し続け、さらに環境省についても「排液と病気か明確な因果関係が確認されなければ、排液の垂れ流しを止めることはできない」として、認定の遅れと被害の拡大に繋がったのだ。

◆被害者の皆さんは、会社前に座り込むなどの運動を重ね、補償を求めるなどの訴訟に踏み切るなどの行動に出ました。ようやく長い時間をかけ、賠償を勝ち取ることが出来たものの、当時はチッソの会社への遠慮や差別などがあり、被害の申し出をできない人々が多く、現在でもその運動は続けられている。

◆語り部の緒方正美さんは、「自分も38歳までは病気を隠し逃げる人生を送っていたが、正直に生きることとし、水俣病として認める活動を進め、10年後にようやく認めてもらった。今は正直を生きるということでこの語り部としての活動を進めている」と語り、水俣病の闘いはまだ終わっていないことを学ばさせていただいたところだ。

▼水俣病慰霊の碑の前で記念撮影

▼水俣病語り部の緒方さんを囲んでの記念撮影

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